参加登録受付開始:第17回プロセス化学ラウンジ

2026/12/11(金)-12(土)に第17回プロセス化学ラウンジを開催します。
参加登録を開始しました。皆様のご参加をお待ちしております。

世話人: 小宮 志央(中外製薬)、福井 伸明(塩野義製薬)、将来計画委員会

日 時:2026年12月11日(金)~12月12日(土)(朝食後解散) 1泊2日
     12月11日(金)12:00受付開始予定・13:00講演開始予定
     12月12日(土)朝食後解散
会 場:東レ総合研修センター
     静岡県三島市末広町21-9
     Tel 055-980-0333
     東海道新幹線 JR三島駅より徒歩で12分
講演 : 5演題、45分(講演時間30分、質疑応答15分)
情報交換会 :12月11日(金)夕食後に開催
募集人数 :最大60名(本会正会員、学生会員、賛助会員に限る)

講師(順不同)
 ・鳶巣 守 先生(大阪大学)
   「分子骨格をリプログラミングする新反応開発」
 ・小椋 章弘 先生(慶應義塾大学)
   「低エネルギー・低廃棄物な有機合成を目指して」
 ・椴山 儀恵 先生(分子科学研究所)
   「有機合成化学者が挑む自動有機合成とデータサイエンス」
 ・山本 裕平 氏 (武田薬品工業)
   「Lessons Learned through Failure in Pharmaceutical Process Development」
 ・渡邉 徹 氏(カネカ)
   「酵素反応を用いた低分子医薬品中間体の製造プロセス開発」

参加費:正会員・賛助会員:20,000円
     (宿泊費13,350円(1泊2食付・消費税10%込)、参加費6,650円(不課税))
    学生会員:10,000円(宿泊費および参加費込)

申し込み締め切り日: 2026年10月16日(金)
参加者への参加諾否連絡日: 2026年10月30日(金)

参加登録方法:下記リンク先の申し込み用サイト(Forms)に必要事項を記入の上、
参加申込してください。
参加申込フォーム

※ご入力いただいた情報は第17回プロセス化学ラウンジの運営のみに使用します。

問い合わせ先 (ラウンジ事務局):
日本プロセス化学会事務局
E-mail : jspc@jspc-home.com
TEL 058-230-8109 / FAX 058-230-8109

注意事項 :
1) 申し込み順での受付を基本といたします。
2) 募集人数を超えた場合は同一機関(会社、大学)からの参加者人数を調整させていただくことがあります。
3) 一定人数に達した後、調整して参加登録の諾否をご返事いたします。その際に振込先をお知らせいたします。 尚、お振込の際、ご請求書が必要な場合は別途ご連絡下さい。
4) 入金の確認を持って登録完了とします。
5) お振込時の振込明細書控をもって、領収書に代えさせていただきます。別途領収書が必要な場合は、事前にご連絡下さい。

詳細は ラウンジ をご覧ください。

第4回 日本プロセス化学会 東海地区フォーラム 出前講義連携企画・G研セミナー

第4回東海地区フォーラム 出前講義連携企画・G研セミナーを、2026年10月15日に静岡大学浜松キャンパスにて開催します。

日時:2026年10月15日(木)13時00分~16時00分
場所:静岡大学浜松キャンパス 総合棟24教室
主催:日本プロセス化学会 東海地区フォーラム
共催:静岡大学グリーン科学技術研究所
開催方法:会場参加
参加費:無料
情報交換会:実費、詳細は後日ご案内いたします。
チラシ:20261015_日本プロセス化学会_東海地区フォーラム_案内.pdf

本フォーラムは、日本プロセス化学会の出前講義と連携して開催するものです。学術界および産業界から講師をお招きし、最新の科学ならびにプロセス化学に関する知見と、実践的な取り組みについてご講演いただきます。東海地域におけるプロセス化学分野の交流と発展を目指し、学生、大学関係者、企業研究者の皆様のご参加をお待ちしております。

講演1 学術界講演:13時05分~14時25分
1.分子骨格を“作り直す”化学
山口 潤一郎 先生(早稲田大学 教授)

分子骨格を“作り直す”ことは、医薬・材料分子の機能を根本から再設計するための有力なアプローチです。本講演では、結合の切断と再形成を精密に制御し、分子構造を組み替える「結合再配線」に基づく新しい分子変換を紹介します。とくに、芳香族ケトンを単一工程で異なる芳香環へ変換するヘテロ芳香環スワッピング反応や、ラジカルと遷移金属触媒を組み合わせた骨格変換に焦点を当てます。従来の多段階合成に頼らず、分子骨格そのものを直接編集できる点が特徴です。併せて、時間が許せば Chem-Station についてもご紹介します。

休憩:14時25分~14時35分

講演2 産業界講演:14時35分~15時55分
2.医薬品開発におけるプロセス研究と連続生産(フロー合成)技術の活用
臼谷 弘次 氏(小野薬品工業株式会社)

低分子医薬品は、多様なモダリティが登場する現在においても、依然として製薬産業の中核を担う重要な領域です。有機合成化学や化学工学の知見を基盤に、安全性・コスト・供給安定性を満たしつつ、スケールアップ可能な製造プロセスを構築することは、プロセス化学者の使命であり、研究者の腕の見せ所でもあります。本講演では、医薬品開発におけるプロセス研究の役割を平易な言葉で紹介するとともに、連続生産(フロー合成)技術を活用した最新のプロセス開発事例も取り上げます。学生・研究者・技術者の皆さまに、新たな視点や気づきのヒントをお届けできれば幸いです。

申込方法:
参加をご希望の方は、下記の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/wXxaS7Rr87

問い合わせ先:
静岡大学工学部・グリーン科学技術研究所
間瀬 暢之
E-mail:mase.nobuyuki@shizuoka.ac.jp

【盛況御礼】2026年度第1回(39回)日本プロセス化学会東四国地区フォーラムセミナー

当フォーラムは、プロセス化学における次世代の人材を育成することを大きな目標としていることから、若手研究員ならびに院生・学生を対処としており、セミナーの内容は化学的な内容に偏ることなく、プロセス化学の基礎から先端技術まで、広範囲を対象としており、今回は57名(学生36、一般21)の参加で行われた。
今回のセミナーでは第一講目においては“「仕事をするとは?」― これから世の中に出て行く皆さんへ ―“と題して株式会社 ラベニール3000 笹岡 三千雄先生にご講演いただいた。笹岡先生の講演では、講演者自身の経験をもとに、学生に対して将来の働き方や生き方の重要な指針が示された。まず、近年の企業採用は新卒一括採用から即戦力やポテンシャル重視へと変化しており、学生は自分の強みや意欲を持って臨む必要があると指摘された。特に重要なメッセージとして、「本当に好きなことを見つけ、それを可能であれば仕事にする」ことが強調され、没頭できる対象を持つことが豊かな人生につながるとおっしゃられた。続けて、ご自身の研究者・企業人としてのキャリア(留学、研究開発、企業での事業化など)を紹介され、その中で「人との出会い」が人生や仕事の方向性を大きく左右することを強調された。また、成功には明確な目的意識と動機、そして粘り強く継続する姿勢が不可欠であり、失敗しても修正しながら前進することが重要であると述べられた。さらに、自分の頭で考え主体的に行動する力が実社会では重要であると指摘され、与えられた課題に従うだけでなく、自ら考え挑戦する姿勢を持つことの大切さを伝えられた。様々なご経験をしてこられた笹岡先生だからこそお話しできる非常に興味深い講演であった。
第二講目において「触媒的骨格転位反応の新展開」と題して、東北大学高教機構・東北大院理教授 中村 達先⽣にご講演いただいた。本講演では、「ケミカルスペース(理論上存在し得る化合物の総体)の拡大」、すなわち、未踏領域を切り拓くためには、新たな有機化学反応の創出が不可欠であり、とりわけ骨格変換に着目し、基質の精密設計と金属触媒の合理的選択により新規性の高い触媒的骨格転移反応を開発されてきた点について講演がなされた。講演では、様々な独創的な合成法が紹介されたが、その一部を紹介する。例えば、O-propargylic oxime に対し銅などのπルイス酸性遷移金属触媒を作用させることにより、C-O、N-OまたはC=N結合の開裂を伴う骨格転位を経て多様な環サイズをもつ多置換へテロ環化合物が効率的に合成できることを明らかにされた。また、N-ヒドロキシアニリン誘導体の[1,3]-アルコシキ転位での触媒化にも成功されている。さらに、1,3転位反応やドミノ反応を利用し、従来困難であったメタ置換アニリンなどを高選択的に構築できる点やカチオン性NHC-Cuおよびアルコキシド共触媒の存在下でオルト位に電子供与基を有するN-アルコキシアニリンとアルコールとの反応において、脱芳香族化1,4-シクロヘキサジエン誘導体を高収率かつ高選択性で生成した例も紹介された。
後半では、π-ルイス酸性触媒として金触媒や銀触媒を用いスルフィドやスルフィルイミンを含む基質とすることで、S–N結合やS–O結合の切断・再構成を伴う反応が進行し、新しいヘテロ環骨格が得られる。O-アルキニルベンズアルデヒド由来のN-スルフィニルイミンの環化-分子間スルフィニル基転移反応は、π-ルイス酸性銀触媒によって効果的に促進され、4-スルフィニルイソキノリンを高収率で得ることができた。さらに、キラル求核共触媒存在下での銀触媒反応は、高いエナンチオ選択性でキラルスルホキシドを生成した。また、O-アルキニルベンゼンスルホンアミドのAu触媒反応が、環化に続いてスルホニル基がC4位に位置選択的に転位し、4-スルホニルインドールが生成する研究なども紹介された。

日 時:2026年6月27日(土)
会 場:徳島大学薬学部(蔵本キャンパス)長井記念ホール

講 演:14時〜16時15分
1.笹岡 三千雄 先生((株)ラベニール3000 )
「仕事をするとは?」― これから世の中に出て行く皆さんへ ― 
   座長 大江 匡彦(シオノギファーマ)

2.中村 達 先生(東北大学高教機構・東北大院理 教授)
「触媒的骨格転位反応の新展開」
  座長 山田 健一(徳島大学)

ポスター発表:16時30分〜18時

プログラムおよび要旨

ポスター賞を、題目「ビスフェニルメンチルアルキリデンマロネートを用いるシクロプロパンアミノ酸のジアステレオおよびエナンチオ選択的合成法の開発」の徳島大薬の髙橋昇吾さんに授与しました。

主催 日本プロセス化学会 東四国地区フォーラム(代表幹事 宍戸 宏造)

なお、次回は第40回記念東四国フォーラムを2026年12月19日(土)に徳島大学常三島キャンパスにて行います。
皆様の参加をお待ちしております。