医薬品のプロセス化学と関連科学と技術に携わっておいでの皆さま方に敬意を表 します。平成22 年7 月17 日から会長を務めさせて頂いております。非力ではござい ますが皆様方のお力添えの賜物でお役目を務めております。
副会長各位には、会則事業ごとのご担当をお願いし、肌理細やかで深みのある会 員サポートの実現に向けてお働き頂いております。25 名枠の理事におかれましても、 会員諸氏のご要望に広く迅速に応えられる体制構築を目指して頂いております。
本学会の主たる事業である日本で唯一の医薬品のプロセス化学を主題とするサマ ーシンポジウムとウインターシンポジウムには鴻池敏郎副会長にご掌握願い、より少 人数でプロセス化学の深みを求めるラウンジ、地区毎のプロセス化学の特徴を生か すフォーラムには左右田茂副会長にお世話を願っています。
国際交流事業の一環として2014 年1 月29-31 日(水-金)インド ムンバイにてIndian Chemical Council との共催で日印プロセス化学コンファレンスを開催しました。
2015 年7 月13‐15 日(月-水)には国立京都国際会館を会場に第三回国際 プロセス化学シンポジウムISPC2015 を開催し、グローバルな医薬品プロセス化学の振興に大いに貢献しております。
若手とベテランとを問わずプロセスケミストの激励と育成は当会ならではの事業ですので、JSPC優秀賞の受賞を目指して多くのプロセス化学の現場からの熱いご発表を受けて、左右田茂副会長を中心に表彰委員会を立ち上げ充実に努めています。
プロセス化学会の動きを迅速に皆様に伝えるべく、ホームページを主体とした広報体制の強化には、佐治木弘尚副会長の手腕によるところ大です。平成24年度から佐治木副会長に事務局を担って頂いております。
日本プロセス化学会の強みは、何に変えても化学が好きという、プロセス化学の現場に身を置く才気溢れた多くの会員を擁していることです。諸先輩のご尽力のもとに 活発な活動をこれまでも展開してまいりました。これからも医薬品プロセス化学徒の 皆様と力を合わせて、既存の化学系学会とは一味も二味も異なった、創意と工夫に 溢れた取り組みを展開いたします。ご支援ご鞭撻のほど伏してお願い申し上げるとと もに医薬品のプロセス化学の貢献と皆様のご活躍に期待いたします。
富岡清会長の略歴
Kiyoshi Tomioka
昭和46 年6 月東京大学薬学部卒
昭和51 年3 月東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了 米国コロラド州立大学化学科AI Meyers 研を経て
昭和53 年5 月東京大学薬学部古賀憲司研究室助手 東京大学助教授を経て
平成4 年4月大阪大学産業科学研究所(理学研究科兼任)教授
平成8 年4月京都大学薬学部教授 大学院薬学研究科教授、薬学部長・薬学研究科長を経て
平成22 年4月京都大学名誉教授
平成22 年4月同志社女子大学薬学部 創薬有機化学研究室 教授 平成25 年4月同志社女子大学薬学部 創薬有機化学研究室 特任教授
日本薬学会賞2003
The Chairperson of 10 th International Symposium on Carbanion Chemistry 2013
サントリー生物有機科学研究所理事、
日本薬学会副会頭2011-13、
日本薬学会近畿 支部長2010、
The International Society of Heterocyclic Chemistry Director 2006-2007、
科学技術教育協会顧問、
FJS 日仏医薬精密化学会議議長、
Chemical & Pharmaceutical Bulletin Editor 1999-2003,
Letters in Organic Chemistry Regional Editor 2006-2007,
Heterocycles Honorary Advisory Board,
ACS Medicinal Chemistry Letters Editorial Advisory Board,
Tetrahedron and Tetrahedron Letters Consulting Board of Editors,
Tetrahedron Editor |